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AI · 2026-10-18

サムスン電子・SKハイニックス株が急落、中国メモリーとマスク氏発言は変数になるのか

サムスン電子とSKハイニックスの株価は、1週間でそれぞれ17.8%、24.3%下落しました。外国人売りと市場のリスク回避姿勢が重なるなか、中国CXMTの生産拡大やイーロン・マスク氏の中国産メモリーに関する発言も警戒材料として浮上しています。

サムスン電子・SKハイニックス株が急落、中国メモリーとマスク氏発言は変数になるのか
AI-generated editorial illustration
サムスン電子とSKハイニックスの株価が1週間で大きく下落し、半導体業況への懸念が強まっています。人工知能(AI)の普及でメモリー需要が増えるとの期待はなお残るものの、中国企業の成長と世界市場の不安が重なり、投資家の視線はいっそう慎重になっているようです。

週間下落率は金融危機以降で最大規模

毎日新聞の報道によると、サムスン電子の株価は10月12日から16日までに17.8%下落し、SKハイニックスは24.3%下落しました。両銘柄とも、2008年の世界金融危機以降で最も大きい週次下落率を記録しました。同期間、外国人投資家はコスピで11兆2,068億ウォンを純売り越ししており、このうちサムスン電子とSKハイニックスの売却額が全体の78.8%を占めました。

とはいえ、この下落が直ちに両社の業績悪化を意味するわけではありません。記事で伝えられた証券業界の見方も分かれています。長期供給契約の拡大やメモリー供給不足などを踏まえると、企業価値に比べて株価が下がり過ぎたという分析がある一方、不安定な経済環境と投資家のリスク回避が続く間は反発が遅れる可能性があるという見方も出ています。

中国メモリー企業の成長とマスク氏の発言

市場が注目する変数の一つが、中国のメモリー企業である長鑫メモリーテクノロジーズ(CXMT)です。報道によると、CXMTは今年1〜3四半期の売上高と純利益が大幅に増える見通しを示しました。業界では、生産能力の拡大可能性にも注目が集まっています。ただし、生産規模の見通しだけで、実際の供給量や市場価格の変化を断定することはできません。新設設備の稼働率や歩留まり、AIメモリー需要がどう展開するかが、あわせて影響するためです。

イーロン・マスク氏はXに、中国が2028年に大量のメモリー半導体を生産するという趣旨の投稿をしました。メモリー不足や価格をめぐる同氏の発言も注目されましたが、これは市場の懸念を示す発言であり、中国産メモリーがいつ、どの程度供給されるかを確定する材料ではありません。報道では、メモリー価格をめぐる交渉力や、中国製品が代替案となる可能性が投資心理に影響を与えるとの解釈が伝えられました。

今後の焦点は需要と供給の実際の変化

AIの拡大に伴うメモリー需要が続くという期待と、中国を含む各社の生産拡大が供給競争を激しくする可能性への懸念が、同時に存在しています。したがって、最近の株価下落を単一の要因で説明するのではなく、外国人売り、マクロ経済の不透明感、業況への期待と競争心理が重なった流れとして捉える必要があります。中国の生産拡大が実際の市場供給と価格にどのような影響を与えるかは、今後の生産能力と需要の推移を見守る必要があります。

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