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IT · 2026-10-17

うるう秒の廃止は前倒しに? 2026年から世界の時刻体系が変わる可能性

国際度量衡局(BIPM)が、うるう秒の使用をやめる時期を早める方針だと報じられました。うるう秒とは何か、時刻同期の仕組みにどんな変化が起きるのかを見ていきます。

うるう秒の廃止は前倒しに? 2026年から世界の時刻体系が変わる可能性
AI-generated editorial illustration
時計が示す時間は一定に流れていきますが、地球の自転速度は完全には一定ではありません。そのずれを調整するために、時折1秒を加える仕組みがうるう秒です。ところが、この調整がコンピューターシステムに負担をかけるのではないかという懸念が高まり、うるう秒を段階的に廃止しようという動きが進んでいます。

ザ・ヴァージは、国際度量衡局(BIPM)がうるう秒の廃止時期を前倒しにすることを決め、新しい計画は来年5月20日から適用されると報じました。従来は遅くとも2035年までにうるう秒の使用を終える予定でしたが、地球の自転の変化によって、今後は時間を加えるのではなく減らす必要が出てくるかもしれないことが、日程変更の背景として紹介されています。時間を追加する方式はすでに実施されたことがありますが、秒を減らす調整は前例がないという懸念も伝えられました。

うるう秒は、原子時と天文時の差を小さくするための仕組みです。原子時は、原子の振動を基準に極めて高精度で測定される時間であり、天文時は地球の自転と太陽の動きを基準にしています。地球の自転は少しずつ変化するため、この2つの時間基準は長い目で見るとずれていき、うるう秒はその差を調整する役割を担ってきました。

問題は、時間を扱うコンピューターや通信システムが、このような不規則な1秒の調整をスムーズに処理できない可能性があることです。報道によると、過去にうるう秒が追加された際、いくつかのオンラインサービスで障害が発生した事例があったといいます。また、Meta、Google、Microsoft、Amazonなどのテクノロジー企業も、うるう秒の廃止を支持してきたと付け加えています。

報道では、うるう秒の代わりに、原子時と天文時の差を徐々に許容し、より長い時間単位である「うるう時間」を適用する案が示されたとされています。1時間を追加する時期は、およそ3000年後になる見込みだということです。したがって、変化の核心は、日常生活の中で時計を突然1時間動かすことではなく、国際的な時間基準の管理方法を変えることにあります。

時刻体系の変更は目立ちにくいものの、通信やコンピューターシステムの同期に影響を及ぼす可能性があります。そのため、実際の適用プロセスや運用の細部が重要になります。今回の決定の時期と内容はザ・ヴァージの報道をもとに整理したものであり、うるう秒の廃止は、時間の測定基準とデジタルインフラが密接に結びついていることを示す変化だといえます。

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